東京都 I 邸 シナの家 ~中編~
※こちらの記事は、 東京都 I 邸 シナの家 ~前編~
の続きとなっております。ぜひ、前編も合わせてご覧ください。
前回の記事でご紹介した I 邸の特徴とは・・・
☆ 壁が「シナ」という木のベニヤ板でできている。
☆ 家具も同じ「シナ」の突板で製作
という、まさに「シナの家」です。
橋本木工では、以下の家具を製作させて頂きました。
・キッチン調理台と、その上の吊戸棚(及びダクトカバー)
・シンク一体型のダイニングテーブル
・洗面台
・居間から洗面所へと続く扉 (引戸)
・寝室部分の小上がり(収納付き)
・クローゼット
・窓下のベンチ収納
※壁全面に貼ってあるシナのベニヤ板は、大工さんが手配・施工されました。
壁と家具が同じ木「シナ」ということもあり、とても印象的な空間となりました。
今回は8点の家具を製作しましたが、一つの家具の設置・施工が完了する度に
お部屋の雰囲気がぐっと変わり、
「お~、すっごくイイね~!!」
と、お客様と一緒になって盛り上がってしまいました。
それでは、そんな一つ一つの家具をご紹介いたしましょう!
【キッチン調理台と、その上の吊戸棚(及びダクトカバー)】
全面シナ突板仕上げになっています。
キッチン周りは、収納するものや使い勝手、動線に合わせて
扉の仕様がこんなふうに異なっています。
コンロの両サイド、ステンレス天板にて作業がしやすいよう
吊戸棚(引き戸部分)の奥行きは浅くなっています。
ワイングラスホルダーを取り付けても、作業の邪魔になりません。
続いてご紹介するのは・・・
【シンク一体型のダイニングテーブル】
ダイニングテーブルの天板は、「タモ」という木の集成材です。
シンクと一体型のため、食事の準備をしつつテーブルに座っている人と
コミュニケーションが取れてしまう、楽しいデザインです。
テーブルの下は、こんなふうに一部収納になっています。
I 様邸の壁や家具で、唯一「シナ」以外の表面素材を使用しているのが
こちらのタモ集成材を使用したダイニングテーブルです。
※天板下の、収納部分は他の家具と同様シナの突板仕様です。
タモのテーブル、独特の存在感です。
唯一の別素材「タモ」の天板が印象的なのはもちろんの事、その存在により
シナの色白で美しい木肌もより一層引き立ちます。
続いてご紹介するのは、まるでホテルのような佇まいのコチラ。
【洗面台】
お部屋の反対側から撮影しました。
個人的にはこの、正面からドアの向こうに見える洗面台が大好きで
気付けば同じものばかり、何枚も撮っていました。
朝目覚めて、こんな洗面台で顔を洗えたら素敵な一日が過ごせそうです^^
(こちらの家具製作を担当した I 君が、チラッと写っています )
次にご紹介するのは、洗面台の手前にある扉です。
【居間から洗面所へと続く扉(引き戸)】
洗面台の右奥に、お手洗いが続いています。
そのためこちらの引き戸は中から鍵がかかります。
こちらの引き戸もシナの突板仕様。お部屋全体がまとまっています。
※壁のシナベニヤ板手配・施工は大工さんです。
さて、この他にも以下3点の家具を製作させて頂きました。
・寝室部分の小上がり(収納付き)
・クローゼット
・窓下のベンチ収納
こちらは次回、
にてご紹介したいと思います!