東京都 O 様邸 ~隠れ人気のオーダー家具~

橋本木工では、店舗、オフィス、住宅などで、ありとあらゆるオーダー家具を製作しています。

 
そのうち「一般住宅のオーダー家具」の中では、
どんなオーダー家具のリクエストが多いと思いますか?

まず思い浮かぶのは、壁面収納家具でしょうか。

 

 

壁から壁、床から天井にピッタリの壁面収納。オーダー家具と言ったらこれですよね。

もちろん壁面収納家具のオーダーもたくさん頂きますが、

隠れた人気を誇るのが、これです!

 

  
カウンターの天板が住居にもともとあり、その下に収納家具を製作させて頂くケースが
結構あります。オーダーなので、まるでもともとあったかのようにピッタリ!

上の画像は、奥の壁面収納家具を製作させて頂いた際に、カウンター下の収納も
同じ表面材で製作しました。お部屋に一体感が生まれます。

もちろん、カウンター下の収納家具を単独で制作することもあります。

 

キッチンカウンターより一段下がった位置に製作した収納や 

 

 

キッチンをぐるっと囲むL型のカウンター下収納など。

 

 

オーダー家具のカウンター下収納は、バリエーションが豊富です。

これまでお伺いした一般住宅のキッチン、

 

100%、カウンターの下は何もない空間でした。

 

ここにオーダーで収納家具をご希望される方の何と多いことか!

なぜ最初から収納にしないんだろう、といつも不思議に思うほどです。

 

カウンターの下は、段ボールやペットボトルなど、
大きな荷物の一時置き場になりがち。

カウンター下がこういう状態だと、リビング全体がごちゃごちゃしたイメージに。

  

それをスッキリと解消した上、大容量の収納スペースまでできてしまうのが

カウンター下収納なんです。

 

 

さて、また新たにカウンター下収納の制作をご依頼いただきました。

今回ご依頼くださった O 様の一番のリクエストは、

 

「既存のカウンター天板の範囲で、とにかく奥行を確保したい」

 

ということでした。

 

オーダー家具を設置する前、カウンター天板はこんな感じでした。

 

 

カウンター天板の奥行が約24㎝です。

この下に収納を製作すると、背中の板や扉を付けた場合、最大で20㎝です。
(扉の種類によってはもっと狭くなります)

奥行を最大限活用して、こんなオーダー家具になりました。

 

 

奥行を大きく使いたい左右はオープン棚、CDを収納する中央のみ扉付きになっています。


オーダー家具はホワイト系の木目ですが、オープン部分の背中はグレーです。
このグレーの部分、実はお部屋の壁なんです。

奥行を大きくするため、背板を無くしています。

 

 

中央の扉は、お部屋のドアのように手前に開くのではなく、押入れのように横に開きます。

 

 

収納の手前にダイニングテーブルがあり、扉が前に開くと導線的に邪魔になるため
左右に開く仕様にしました。

 

奥の空間には、途中まで伸びた棚が1枚

 

 

ミシンを収納したり、ゴミ箱を設置したり・・・

この空間は具体的な用途が決まっていたため、
棚の高さや幅も収納するものに合わせたピッタリサイズです。

収まるべき場所にピッタリと収まるささやかな満足感。そんな気持ちを日々感じられるのも、
使う方のイメージ通りに制作されたオーダー家具ならではですよね。

 

 

奥行きが狭い、カウンター下のほんの小さなスペースに見えますが、
意外とたくさん収納できるので、家具の大きさに反比例して満足度は高い(はず!)です。

オーダー家具リクエストの隠れた人気物、カウンター下収納

とってもお勧めです。

 


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