注文家具、オーダー家具には、「高級品」というイメージがあると思います。
確かに、同じサイズの家具どうしを比較した場合、世界でたった一つのオーダー家具と、何千、何万台と製作される量産品等とは、価格の違いがあるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
そこって比較対象でしょうか?
例えば、新車購入を検討する際に、軽自動車とベンツ、どちらにしようか悩みますか?
家族が増えて、バスや電車の移動が大変だから車がほしいな!
ご近所の買い物にも使いたいし、なるべく小回りが利いて低コストで燃費も良い車・・・
などという場合は、数ある「車」の中でも、条件に合う一部の車から選ぶことになるでしょう。
こういった場合に限っては、比較検討材料として、そこにベンツが入る余地はないわけです。
「車」という同じカテゴリーにいながら、求められているものが違うんです。
軽自動車とベンツ、どちらが良い、悪いということではなく、それぞれに違った魅力や使い道、メリット・デメリットがあるのではないでしょうか。
家具も、同じです。
量産品と、注文家具では求められているものが違うのではないでしょうか。
ただし、量産品、注文家具、それぞれ選ぶ際にどちらにも共通して言えることがあります。
それは、「求められていることに対してより完璧を目指しているかどうか」だと思うんです。
以下は、あくまで私の主観ですが量産品の目指すところは、「安かろう悪かろう」ではなく
「高品質なのに、(量産品ならではの)この価格!」
というところだと思います。
一方、注文家具、オーダー家具の目指すところは・・・
「どこまでも美しく丈夫」であり、
「お客様の理想をしっかりと詰め込んだ、世界でたった一つの家具」
であることではないでしょうか。
橋本木工では、それを前提条件とした上で、
というこだわりをプラスして、理念として掲げています。
自由なデザイン、ミリ単位の寸法で作れるのがオーダー家具の醍醐味です。オーダー家具の存在価値は、お客様のご要望を120%引き出してこそなのです。
さて、橋本木工の注文家具、オーダー家具価格ですが・・・
すみません、オーダーであるがゆえに具体的な価格は1点1点違うんです。
知りたい方は、無料お見積りご相談フォームよりお問合せ下さい。
橋本木工は、「デザイン事務所」や「設計事務所」などではありません。東京都足立区で、2階に事務所、1階に工場を構えるオーダーメイド専門の家具屋です。
中間マージンなどは一切かからない、オーダー家具の製作費用(及び取付工事費用)そのものの価格での販売となります。
業者様をいくつか通してオーダー家具をご検討いただいたことのある方は、きっとその価格差に驚くことでしょう。
※詳しくは、注文家具のカラクリその1をご覧ください。
とはいえ、橋本木工は注文家具、オーダー家具の「安売り」はできません。
なぜならば、最高の材料と、最高の技術を使い、
「どこまでも美しく丈夫であることを基本とし「味わい」のある家具の製作」
を理念としているからです。
この、「味わい」を生み出す部分が安売りできない最大の理由なのですが、橋本木工一番のこだわりであるため、欠かすことはできません。
(こだわりに関しては、こちらをご覧ください。)
オーダー家具というのは、日本国内であればどこで作っても材料費、人件費の条件はそれほど変わらないのではないでしょうか。
そう考えると、「オーダー家具なのに、激安」があるとしたら、よほどの企業努力、あるいは、材料費、人件費のどちらかを抑えている可能性を感じます。
【人件費】
職人さんの技術力、手間暇をかけているか、製作工程が分業制かそうでないかなど、様々な理由で変動します。
【材料費】
材料の品質(価格)で変動します。
例えば、家具にはつきものの、扉を開閉するためにつける「蝶番」という金具一つとってみても、物によっては5倍以上価格の違うものがあります。
必ずしも高ければいい、というわけではありませんが、価格と品質は比例する場合が多いです。
また、安価な家具には、ホルムアルデヒド放散量区分ランクの低い材料が使われていることもあるようです。
小さなお子様や、シックハウス症候群が気になる方は、購入する際にご確認いただくことをお勧めします。
そして手間暇ですが・・・実は、時間をかければかけるほど、美しい家具ができるとは限らないのです。
絵を描いたり工作をしたりする時に、余分な手間を加えれば加えるほど、ドツボにはまって崩れていってしまった・・・なんていう経験、ありませんか?
家具作りも同じです。
製作をスタートする時に、いかに完成形をイメージできているか、いかに効率的で、美しい段取りを組むかがとても大切なんです。
最高の技術による美しい家具は、無駄をそぎ落とした上で、手間暇は惜しまない製作工程により生み出されます。
橋本木工の注文家具、オーダー家具は、最高の材料と技術を使い、無駄な工程、無駄な費用は一切省いた上での、どこまでも美しく丈夫な家具を追求しています。