さて、注文家具のカラクリその1に引き続き、
チェックしていただきたいポイントの2つ目
相見積を取った時の注意点です。
(相見積 ⇒ 同じ内容を複数の業者さんに見積もりしてもらう事)
たとえば橋本木工の場合
職人がその家具を作るのにかかる時間を計算して工賃を割り出します。
そこに、材料費を足して見積もりを算出します。
いたってシンプルです。
注文家具を請け負う家具屋さんは、これに似た計算方法のところが多いのでは、と思います。
ここでは、この計算方法をしているという前提で見極め方をご紹介します。
もし極端に安い見積もりを出す業者さんがあったら、
工賃か材料費、あるいはその両方の費用が抑えられている可能性があります。
費用を抑える方法としては、
◆ 製作工程を短かくする
◆ 使用する材料のランクを落とす
などが考えられます。
その場合、必然的に
◆ 仕上がりが雑
◆ 家具の強度が出ない
◆ 材料の安全性が低い(詳しくはこちら)
などの結果になります。
さすがに設置後すぐ、誰が見ても不良品だと分かるような不具合が出たら、
無償で修理をしてくれる可能性は高いです。
しかし、そこまでの不具合はなく、
「何となく扉が開けにくいけれど・・・こんなものなのかな」
とか、
「この、角の部分、あんまりキレイな仕上がりじゃないけど、
いくら職人さんとは言え、手作りだから仕方がないのかな。」
なんていう事が、価格ばかりを重視した結果起こる可能性も。
もちろん、家具のクオリティは落とさず企業努力によって安価になっている場合もあります。
とはいえそのあたりはプロでないとなかなか見抜けません。
しかし、一般の方にも分かる事があります。
問合せをした時の感触や工場見学などがポイントです!
その工場はどんなポリシーで、何を重視してモノづくりをしているのかなど、わかるところもあると思います。
なぜ注文家具、オーダー家具を購入したいのか、どんな家具を購入したいのか、というお気持ちに一番近いポリシーを持つ工場と出会えれば、120%満足の行く家具ができるのではないでしょうか。
例えば橋本木工の場合は、
どこまでも美しく丈夫であることを基本とし、「味わい」のある家具
をモットーに製作しています。
橋本木工のこだわりが現れた、こんなエピソードもあるんです
オーダー家具、注文家具は、世界でたった一つの家具です。
ざっくりとした価格の目安を知る方法としては、似たような製作事例から
このくらいの価格かな?
と想像することもできます。
とはいえ、製作事例のデザインに一か所だけ、ほんの少し形を変えてほしいという場合。
見た目はちょっとした変化にもかかわらず、ぐっと差額が出てしまう事もあるんです。
高くなる場合、安くなる場合、どちらもあります。
ちょっとした細工の場合、材料費はほとんど変わらないけれど、元あった一部のデザインを省くことでかなり製作時間が短縮されたり、反対にちょっとした細工の追加にものすごく手間がかかったり。
そんなこともあり、橋本木工の製作事例では金額の目安を出しておりません。
※個別にお問合せを頂ければ製作事例の中からより細かな情報と共に、金額の目安をお伝えしております。
この辺りも、プロでないとなかなかわからないところですよね。もうそうなったら、直接問合せや相談をするのが一番!
ぜひお気軽にお問合せしてみてくださいね。