東京都 O 様邸 ~ラーチ合板のオーダー家具~

コンクリート打ちっぱなしの天井に白い壁。
そんな空間にぴったりな、ラーチ合板&米松突板でオーダー家具を製作させて頂きました。
(扉のみ、米松の突板を使用しています)

 

 

ラーチ合板は別名「構造用合板」とも呼ばれ、主に建築物の下地として使われる合板です。
適度な硬さで扱いやすい上、比較的安価なため下地として使われています。

ご覧の通り、ラーチ合板の木目は結構ワイルドで、節(焦げ茶色の斑点)も割とみられます。

分かりやすいところではTVの左脇や、収納のちょうど真ん中あたりの斑点です。

 

見えなくなる下地として使用する分には問題ありませんが、表面材として使用するにはかなり好みが分かれます。

大胆は木目も相まって、好きな方にとっては何とも魅力的な風合いです!

価格面だけではなく、この風合いが気に入って表面材としてリクエストされることも。

 

 

このお部屋の雰囲気にもピッタリですね! 戸棚内部もラーチ合板です。

 

  

棚板は、背中のバーに黒い金物を引っかけるタイプで高さを自由に変えられます。

 

 

 

 

お部屋の反対側に、キッチンキャビネットも製作させて頂きました。

 

 

こちらは、全面米松突板仕上げです。

 

 

ピッタリと壁に沿うよう、家具の巾木(下部、脚の部分)を

壁の巾木のでっぱりに合わせてひっこめています。

 

  

お部屋の巾木、様々なデザインの物があり、それぞれ厚みや高さが違うんです。

オーダー家具なら、どんな巾木にもぴったりと寄り添った家具が作れます。

 

家具単品ではなく、お部屋とのバランスを考えて製作、取り付けができるのもオーダー家具の魅力です。

この木目、意外とこんな空間にも似合うかも!

などと製作する度に新しい発見があるのもオーダー家具の作り手の楽しみです。

 

あなたはどんな風合いの家具がお好みですか?

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA