壁面収納家具の圧迫感について
オーダー家具や注文家具 というと、
壁面収納家具を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
壁面収納家具とは、床から天井までの空間を無駄なく活用した収納家具です。
といった説明よりも、画像の方が分かりやすいですよね。
こんな家具です。
壁全面ではありませんが、こちらも壁面収納家具です。
こちらの家具の場合は、天井を走る梁も家具内部に取り込んでいます。
下の画像の赤い部分が梁です。
まさに、「空間を無駄なく」使用している壁面収納家具の例になります。
壁面収納家具は「あこがれの家具」なんて言われたりもします。
上の画像のように、梁を家具の中に隠す形状にすることも可能です。
自由な形、自由な大きさで、壁面のスペースを最大限に活用できます。
とは言え、壁面収納の魅力はそういった機能面だけにとどまりません。
家具そのものが、インテリアとして美しいんです。
魅せる収納、隠す収納、どちらも得意分野です。
そんな、夢のような憧れのオーダーの壁面収納家具。
しかし、家具そのものがステキなものだとしても、
壁一面の大きな家具なんて、圧迫感が出てしまうのでは・・・
と、心配される方も多いようです。
今回は、壁面収納家具の圧迫感について、詳しくお伝えしたいと思います。
壁面収納家具をご検討されているお客様の中には
「収納スペースがたくさんほしいので本当は天井までの壁面収納家具に
したいけれど、圧迫感が心配なのでやっぱり150㎝くらいの高さにしたい!」
などと仰る方が少なくありません。
そんなご希望を聞く度に、
いやいや、それは違います! と、お伝えしています。
これまでありとあらゆる場所に、ありとあらゆるパターンの
壁面収納家具を収めてきましたが、
壁面収納家具の圧迫感については基本的に心配する必要はない
と考えています。
私の家には、橋本木工で製作したオーダー家具がたくさんあります。
壁面収納家具も、お客様のご自宅はもちろん、自分の家も含め、
これまで数え切れない程製作、設置をして、実際に使ってきました。
中には4畳半に壁面収納家具を設置したお部屋もありましたが、
圧迫感は全くありませんでした。
なぜ圧迫感を感じないのかというと、
それには大きく2つの理由があると考えています。
さて、長くなりましたので今回はこの辺で。
壁面収納家具に圧迫感を感じない、大きな2つの理由は
また次回詳しくお伝えします。