橋本木工の強い味方

橋本木工は、オーダー家具、注文家具、特注店舗什器の製作を専門とする

社員10名の小さな会社です。

 

そのうち、家具製作を担当する家具職人は5名。

 

橋本木工にご依頼いただいたオーダー家具は、全てこの5名の手によって

生み出されて、、、

 

 

 

いるわけでは無いんです。

 

 

 

 

橋本木工には、5件の「協力工場さん」という強い味方がいます。

 

協力工場さんとは、橋本木工でご依頼いただいたオーダー家具を

一緒に製作してくださる工場です。

 

協力工場さんのお蔭で、橋本木工では よりバリエーションに富んだご依頼を

お引き受けすることができています。

 

 

例えば、大きな店舗で数の多いオーダー家具をご依頼いただいた場合などは、

橋本木工の他、協力工場さん2件の合計3つの工場でそれぞれ製作して

搬入当日現場に持ち寄るということもあります。

 

納期に余裕があれば、ご依頼いただくオーダー家具の数がどんなに多くても

橋本木工の5名の職人で作り上げる場合もあります。

 

しかし、店舗やオフィス関係の案件は、納期が短く製作量が多いケースが結構あるんです。

また、ご依頼いただく製作量はそんなに多くない場合でも、いくつかの案件の納期が重なり

結果として同時進行でたくさんの家具を製作することもあります。

 

そうした場合、協力工場さんと力を合わせて作り上げることになります。

 

通常、様々な工場で製作した家具を寄せ集めると、ある問題が起こるんです。

 

 

どんな問題か分かりますか・・・?

 

オーダー家具、注文家具は、その工程の多くを「人の手」で行います。

製作者の技術や個性、素材に対する価値観などが、あからさまに製作物に現れてしまうんです。

 

そのため、同じ場所に納品する複数の家具を様々な工場で手分けして製作した場合、

統一感が出ずに「ちぐはぐ」な印象になってしまう恐れがあるんです。

 

 

例えば、一言に「とんこつラーメン」と言っても、見た目も味もお店によって全然違いますよね。

オーダー家具も、同様です。(詳しくはコチラの記事をご覧ください)

 

 

あるオーダー家具を、別の職人が同じ設計図で製作した場合

一般の方がパッと見て違いが分かってしまうものもあるほどです。

 

ですので、3つの工場で製作したものを同じ店舗内に配置した場合、

かなり「ちぐはぐ」な印象になってしまう恐れが多いんです。

 

 

しかし、橋本木工の場合は1つの案件でたくさんの家具をオーダー頂いたお客様に

「3つの工場で製作しました」というと、違いが全く分からないため、驚かれます。

※ここで言う「お客様」とは、内装のプロの方です。

 

そこには、こんな理由があるんです。

 

現在橋本木工の協力工場さんは5件ありますが、親子2代に渡り

30年以上ものお付き合いをさせて頂いている工場も少なくありません。

 

橋本木工を含む合計6件の工場で、製作する家具の仕上がりレベルはもちろん、

使用する素材のランクや製作方法なども、全て統一しています。

 

また、1つのオーダー家具を製作する度に、細部に渡る打ち合わせを行い

見えない部分に至るまで、製作内容をとことんすり合わせます。

 

 

現在の5件の協力工場さんに出逢うまで、社長はその10倍以上の工場を渡り歩きました。

そうして出逢えた、最高の技術レベルを持ち、共感し合って仕事ができる仲間達

 

どこまでも美しく丈夫であることを前提とした「味わい」のある家具を製作する

橋本木工の強い味方です。

 

今日も皆で、惚れ惚れするような家具を生み出しています。

 

 

さて、次回は橋本木工の5名の家具職人をご紹介します。

こちらも、協力工場の皆さんに負けないくらいのエピソードを語ってみたいと思います。

 

次回記事はコチラ!

 

その他、家具製作あれこれはコチラ

引き続きお楽しみください。

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